旦那のオジジ

こないだ、旦那のオジジが死にました。

93歳。ほとんど老衰だと思います。大往生だと思われます。

『おじいさんが危ないけん、すぐ病院行って』と姑から電話があって、すぐ駆け付けたものの間に合わず。結局せっかちなオジジは、誰も待たずにひとりで旅立ちました。

姑と職員さんとエンゼルケア(死後処置)をしましたが、床ずれもなく、とてもきれいな身体で病院のスタッフの方がきちんと対応してくださっていたんだな、と感謝です。

仕上げに死に化粧。最近は男性もお化粧があるんですね。唇の色が決まらず、姑が塗るとオネエのようになり大爆笑(笑) 死んでもまだおもちゃにされるおじーさん(笑) 何度も塗り直し、いかにも『塗りましたわよ』という顔になってしまったオジジ。『もうこれでいいわ(笑)』と姑もお手上げで、オネエのまま帰宅しました。

旦那の母方の祖父ですが、タナカは嫁に来てから可愛がってもらっていた…と思っています。

初めてお会いした時は挨拶をして頭をあげたら、目の前に大きなカメラ(笑) パシャパシャと写真を撮られ、その写真でカレンダーを作ってもらったこともありました(笑)

カメラが趣味で、とにかくどこでもカメラと三脚をもっていくオジジでした。みんなが集まるとすぐ集合写真撮りたがる、みたいなね( *´艸`) 納得いくまで取り続けてみんなが疲れるパターンです。

政治活動にも超積極的で、選挙が近いとみんなに一票をお願いしては、ノートに書きこむ…という熱心さ。熱心がゆえにイライラすることも多いようで、できるだけ選挙期間はオジジの家には近づかないようにしてました(笑)

でも、若い時から自分のやりたいことに貪欲だったおじーさんの話を聞くのがとても楽しくて、オジジの家に行くと旦那を置いといてオジジと話したりしていました。

旦那は『本当にいろんなところに連れて行ってもらった』と言ってました。施設に入ってからは、ちょっとボケてしまう日もあり、職員さんに私を指して『孫です』と言ったオジジを見てかなりショックを受けていた旦那ですが、優しい大好きなオジジだったようです。

そして骨も見事なこと(笑) 93歳であんなに骨が残ってるのはすごいと思う。ほとんど骨壺に入らず、砕いても入りきらずほとんど焼き場に置いて帰りました(笑) ごめんね、オジジ。足がないね(笑) 焼き場に置いてきちゃった(笑) 収骨しながら、笑ってしまった。オジジ、頭と上半身しかない(笑) 座れてるかなー…

どんな一生だったかな。満足かな。まだやりたいことがあったかな。

健康には気を使うけど、年金は使い切って死んだオジジ。

先に行ったおばあさんと無事に会えるかなー。足がないけど大丈夫かなー(笑)

 

で、この宗派は私が嫁いでからはおばあさんの時と2回目の葬式。お経がかなり長い。そして、僧侶のやることが謎(笑) 持ってるものも、所作も、謎すぎて… また笑いが出る(笑) 『あれ、何?茶筅?』とヒソヒソ(笑)

小僧さんのふるまいに笑いが出たり、葬儀の前後も孫たちは笑ってばかり。全然悲しそうなそぶりゼロだったようで、参列していたタナカの実母に、昨日それはそれはめーっちゃ、叱られました(笑)

本当に、『笑ってはいけない、葬式』でした(笑)

しかもおじさんが、オジジのプロフィールを考えるのがめんどくさくなって、好きだった歌謡曲を流す、というね…(笑)これも突っ込みどころ満載で、参列者は笑うに笑えなかったと思います。私たちはめっちゃ笑ったけど(笑) 神妙な空気のところで、北国の春が流れる… 千昌夫!!(笑)

そしてみんながいるところで姑に

『お義母さん、死んだときに何入れて欲しいか早めに教えてよ!!』と言ってしまい(悪気はないよ!!)、ご高齢のご婦人たちの場の空気を凍らせてしまったのだけが、悔やみます(笑)

 

そんなこんなの最近でした。

 

不幸特有のお茶の飲みすぎと、弁当の食べ過ぎで、ちょっと調子が悪いタナカです(笑)

 

スイカ食べたいなー(笑)