出雲と保険とみそらいろ。。。

10連休に海外旅行に行く人へ

もうすぐ「令和」という新しい時代の幕開けです。なんだかワクワクしてきますが、
さらに今年のGWは10連休という人もたくさんいらっしゃるのでは 😛
この10連休に海外旅行に行く人は、忘れずに海外旅行傷害保険には入って行きましょう!

海外の病院は日本のように優しくないですよ!

以前、友達家族と一緒にハワイに行った時のこと。
風邪やインフルエンザが流行している時期だったこともあるけど、飛行機の中で咳をしている人がたくさんいて、どうやら風邪がうつったのかハワイで高熱が出てしまいました。
その時、ガイドさんに聞いて病院に行き薬を処方してもらった時に窓口で払った受診費はなんと25万円‼️
クレジットカード会社の付帯保険から負担してもらったので良かったけど、もちろん日本と違いかかった医療費は全額個人負担。

また、ある時会社のみんなとグアムに行った時のこと。

着いて早々にオプショナルツアーのウェイクボードをしに颯爽と海上に出ていったAくん。
ボートに引っ張ってもらいながらウェイクボードに乗り海面を滑走中ボードが足から外れ、太ももを骨折 😯 レスキューを頼むもなかなか来ず、来たのはTOYOTAと書かれた大きなダットサントラック💦サーフボードに寝かされそのまま搬送。

ここからがすっごく大変だった!!

先ず、通訳の手配。これが1時間1万円の費用。当時、グアムの総合病院は個人病院の輪番制になっていて、搬送された日は整形外科の先生は不在。そして一番最初に看護師に聞かれたのが、保険には入って来たか?誰が治療費を払うのか?という事。

それがはっきりするまで、いっさい診てくれない。その上、海外旅行傷害保険には入って来たと思ってたら入ってないというAくん。「クレジットカード会社の付帯保険があると思う。。。」というからカード会社に電話をするのだけど、今みたいに携帯やスマホがなくホテルに帰って電話。国際電話だから、電話代がこれまた高い!!
その後も話がなかなか通じず、その間もAくんは病院の一室で放置。このまま24時間以上放置すると足先から腐ってくるって言われてみたり、手術をグアムでするとなると家族の同意や看護のための長期滞在が必要となるけど、ホテルはあるのか?などなど3泊4日の滞在期間中ずっとあたふたするばかり。

最終的には、オプショナルツアーの会社の社長が自分のところの賠償保険を使って費用を負担してくれることとなり、更に、グアムで入院・手術となると大変なので、そのまま治療はせずに飛行機で関空まで帰り岸和田の病院に搬送してもらうことになった。
とはいえ、飛行機で搬送するのも4人分の座席を潰して寝たまま搬送しなければならず、その上、看護師も同乗のうえ同行でないと退院させられないと言われる。”何があっても病院側には一切の責任は問わない!”という承諾書を含め、山のような書類にサインさせられて私たちは帰国のため搭乗手続きを済ませたのですが、肝心の患者本人がなかなか来ない。。
医療費を負担してくれるという社長さんが支払いを済ませるまで病院を出してくれず、ギリギリなんとかなったという最初から最後までドタバタしてさんざんなグアム旅行となりました。
関空には救急車が待機して待っててくれて岸和田総合病院まで搬送してもらったのですが、そこでもまた、今後の治療のためにも地元の病院で手術するのがいいだろうと救急車でまたまた米子まで搬送・・・・ 😥 

米子までの救急車での搬送費も含めて、全ての費用は自己負担となりましたので、ここまでの費用は全額で数百万円。

日本では、日本人だろうが、外国人だろうが救急車で運ばれればすぐに治療してもらえます。
保険に入ってるか?誰が治療費を払いますか?なんて聞かれることはありません。
なんて優しい国なんだ・・♡

海外旅行傷害保険はネットでも簡単に入れるし、空港には自動販売機みたいに簡単に入れるものが置いてあります。
クレジットカードの付帯保険があるからいいという人は、渡航前に保障内容等を確認しておきましょう。
何かあった時にはすぐに連絡できるように、連絡先も忘れずに!
海外では突然の病気やケガだけでなく、盗難や事件(暴漢に襲われるなど)に巻き込まれることもありますので、くれぐれもご注意くださいね。